こんにちは!
元消防士で、今は防災業務の仕事をしている朔です。
今回は、前回に泡消火設備について解説していきます。

泡消火設備
設備の構成
・水源
・ポンプ
・ポンプ性能試験配管
・呼水装置
・水温上昇防止用逃し配管
・流水検知装置
・一斉開放弁
・泡放出口
・泡消火薬剤
・混合装置
・起動装置
・非常電源
などで構成されています。

泡の装置以外は、スプリンクラー設備とほとんど一緒です。
泡放出口の基準
泡放出口の種類、泡消火薬剤の種類、使用場所は以下のとおりになります。

これが分かってる前提で問題が出るので、必ず覚えましょう!
泡放出口の設置基準
①フォームヘッド➡床面積8㎡につき1個
②フォームウォータースプリンクラーヘッド➡床面積9㎡につき1個
適応するヘッドの種類
①13項ロ➡フォームウォータースプリンクラーヘッド
②道路、自動車の修理・整備、駐車➡フォームヘッド
③指定可燃物➡フォームヘッド、フォームウォータースプリンクラーヘッドのどちらも可。
標準放出量
①フォームヘッド※床面積1㎡あたり
・たん白泡➡6.5L/分
・合成界面活性剤泡➡8.0L/分
・水成膜泡➡3.7L/分
※指定可燃物を貯蔵・取扱う場所は泡の種類に関係なく6.5L/分です。
②フォームウォータースプリンクラーヘッド※ヘッド1個当たり
・75L/分
水源
水源は、水槽を使用するのが一般的です。
①地上または床上に設ける
②地下または床下に設ける
③圧力水槽を設ける
スプリンクラー設備との違いは、一般給水用の水槽と兼用はできません。
泡消火薬剤が混合したら大変ですからね。
水源の水量
必要な水量は、泡放出口の種類と泡消火薬剤の種類によって変わってきます。

下に書いた式で算出して水量に「配管を満たす量」を加えて完成です。
フォームヘッド(泡ヘッド)

①たん白泡
➡ヘッドの数×9(㎡)×6.5(L/分)×10(分)
例)ヘッドの数:81㎡÷9㎡=9個の場合
9×9×6.5×10=5,265ℓ
②合成界面活性剤泡
➡ヘッドの数×9(㎡)×8.0(L/分)×10(分)
③水成膜泡
➡ヘッドの数×9(㎡)×3.7(L/分)×10(分)
※指定可燃物を貯蔵・取扱う場所は、泡の種類に関係なく①と同じ計算式になります。
フォームウォータースプリンクラーヘッド

ヘッド数×75(L/分)×10(分)
高発泡用泡放出口
①全域放出方式
冠泡区画1㎡につき、以下の数字を掛ける。
第1種→0.04
第2種→0.013
第3種→0.008
②局所放出方式
防護面積1㎡につき、以下の数字を掛ける。
・指定可燃物➡3(L/分)×20(分)
・その他➡2(L/分)×20(分)
移動式
ノズル1個当たり、以下の数字を掛ける。
・道路、自動車の修理・整備、駐車➡100(L/分)×15(分)
・その他➡200(L/分)×15(分)
泡水溶液量
上の計算式で算出した必要水量に発泡倍率を掛けた数字が泡消火薬剤の必要量になります。
例)
フォームヘッド、たん白泡の発泡倍率3%、放出区域81㎡
ヘッドの数:81㎡÷9㎡=9個
9個×9㎡×6.5L/分×10分=5,265ℓが水源の必要水量となります。
水源の必要水量の5,265ℓにたん白泡の3%を掛けます。
よって、5,265ℓ×0.03≒158ℓが必要な泡水溶液量となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
かなり、数字が出てきて難しいと思いますが、ひたすら反復して頑張って覚えていきましょう!
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