消防用設備等ってなに?

消防用設備等

こんにちは!

元消防士で、今は防災業務の仕事をしている朔です。

主に、私が消防士の時に疑問になったことを解説していくブログになりますので、よろしくお願いします。

今回は、消防用設備等について解説していきます。

消防用設備等

消防用設備等とは?

消防の用に供する設備

消防用水

消火活動上必要な施設

これらを総称して、消防用設備等となります。

よく、消防設備って言われてるものだね。

次で細かく解説します。

消防の用に供する設備とは?

①消火設備

②警報設備

③避難設備

消防の用に供する設備として、これらの設備があります。

これらは、建物を利用する人が使う設備になります。

基本的に消防隊は使いません。

消火設備

①消火器、簡易消化用具(水バケツなど)

②屋内消火栓設備

③スプリンクラー設備

④水噴霧消火設備

⑤泡消火設備

⑥不活性ガス消火設備

⑦ハロゲン化物消火設備

⑧粉末消火設備

⑨屋外消火栓設備

⑩動力消防ポンプ設備

水や消火剤を使用して消火を行うための器具や設備です。

消火器とスプリンクラー設備は、よく聞く設備なので、馴染みやすいと思います。

警報設備

①自動火災報知設備

②ガス漏れ火災警報設備

③漏電火災警報器

④消防機関へ通報する火災報知設備

⑤非常警報器具、非常警報設備

火災の発生を検知や報知するための器具や設備です。

自動火災報知設備→自火報

消防機関へ通報する火災報知設備→火通

一般的にこんな感じで呼ばれていますね。

避難設備

①避難器具(すべり台、避難はしご、緩降機など)

②誘導灯、誘導標識

火災が発生した場合に避難するための器具や設備です。

誘導灯を辿っていけば出口に行けるように設置されています。

消防用水

防火水槽や川など、消防隊がポンプ車などで放水するための水源です。

例えば、有効水量が20㎥以上必要などの条件があります。

消防の用に供する設備と違って、消防隊が使うものです。

広大な敷地や大きい建物を消火するために設置されています。

消火活動上必要な施設

①排煙設備

②連結散水設備

③連結送水管

④非常コンセント設備

⑤無線通信補助設備

消防用水と同じく、消防隊が使うものです。

連結送水管は、マンションの入り口に付いているのを見たことがあるのでないですか?

まとめ 細かく分かれています

解説したとおり、これだけ細かく分かれています。

しかも、ここから各設備の種類などで、更に細かくなっていきますので、覚えるのは大変です。

略して呼ぶ人が多いので、正式な名称は自分で調べましょう!

最初は、消防隊が使うものか否かを覚えてみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました